雑文にて候

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極私的アルバム評その282 HALFORD 「MADE OF METAL」

雑文にて候-halford

HALFORD
「MADE OF METAL」

1. Undisputed
2. Fire And Ice
3. Made Of Metal
4. Speed Of Sound
5. Like there's No Tomorrow
6. Till The Day I Die
7. We Own The Night
8. Heartless
9. Hell Razor
10. Thunder And Lightning
11. Twenty-Five Years
12. Matador
13. I Know We Stand A Chance
14. The Mower


「メタルゴッド」JUDAS PRIESTのフロントマン、ロブ・ハルフォードのもう一つのバンドHALFORDの最新作。

これが又、荘厳なJUDAS PRIEST、モダンなFIGHT、TWOなど、これまで彼が関わってきたバンドとは大きく異なる、非常に判りやすく、キャッチーなHMアルバムに仕上がっている。

オープニングを飾る①から、いい意味でベタで、小細工無しの教科書通りとも言える楽曲が並び、聴いていて嬉しくなってしまう。ただ教科書通りとは言っても、楽曲は一辺倒ではなくバラエティに富んでおり飽きさせない。

軽快に飛ばす前半の楽曲に比べて、アルバム後半はミドル・スローテンポの曲が続くため、さすがにパワーダウンかと思わせて、最後の最後に「PAINKILLER」時を思わせる強力無比なスクリーム出てくるあたりは、「VOICE OF METAL」の面目躍如。

本家JUDAS PRIESTの終焉が現実を帯びてくる中、まだまだ現役を実感させる見事なアルバムだ。

ご無沙汰しました。

ほぼ1年ぶりの更新です。

東日本大震災では、私の住む福島県も壊滅的な被害を受けました。

更に原発の問題もあり、復興の糸口が中々見出せない状況にあります。

かといって立ち止まる訳にも、悲嘆にくれてばかりいる訳にもいきません。

このブログが復興の一助になる訳ではありませんが、被災地に住む者からの何かしらのメッセージとして受け取って頂ければ幸いです。

これからも極私的にHR/HMに関する諸々な話を書いていきたいと思います。

これからも宜しくお願いいたします。

極私的アルバム評その281 NEGATIVE 「NEON」

$雑文にて候-negative-neon

NEGATIVE
「NEON」

1. No One Can Save Me Tonight
2. End Of The Line
3. Love That I Lost
4. Blood On Blood
5. Believe
6. Celestial Summer
7. Jealous Sky
8. Days I'm Living For
9. Since You've Been Gone
10. Kiss Of Hope
11. Fucking Worthless
12. Neon Rain
13. Eat You Alive


フィンランド出身のNEGATIVEの通算5作目、メジャーレーベルWarner Musicと契約してのワールドワイド・デビューとなるアルバムである。

これまではっきり言って彼らのアルバムはまともに聴いたことが無く、フロントマンであるヨンネ・アーロンの美形ぶりばかりが取り出たされて一人歩きしているような気がしていて、正直余り聴く気が起きなかったというのが正直なところだった。

しかしこのアルバムは良い。一度聴いただけで強力に耳が惹き付けられてしまった。
北欧らしいメランコリックなメロディを軸としながらも、アメリカンロックが持つダイナミズム・キャッチーさに溢れたサウンドは、アメリカのマーケットでも高い評価を得るであろうし、彼らをより高いステップに押し上げるような強力な力を持っていると思う。

LAでのレコーディングによる効果か、サウンド・音楽性も非常に洗練されており、ヨンネのヴォーカルもやや危うさも垣間見られるものの、力強さ・説得力も増している。
もっともファンとしては、その危うさも魅力の一つなのだろう。

全体的に佳曲が揃った好盤であるが、特に④~⑧の流れは一聴の価値あり。
アメリカで活躍するメジャーバンドにも引けをとらない、次作への期待が大きく高まる正に「大化け」したアルバムだ。
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